2月27日(土)ジョブメイトガーデン中止のお知らせ

平素大変お世話になっております。
2月27日(土)に開催予定でした弊社主催の若者自立&就労支援講演会『job mate garden』は、誠に勝手ながら緊急事態宣言延長により中止とさせて頂きます。

参加をご検討頂いて頂いていた皆様には誠に申し訳ございません。

3月27日(土)に予定されております3月分の『job mate garden』は通常通り開催予定です。この度は大変ご迷惑をお掛け致します。引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社ツクリベニッセ
キャリアコンサルティング事業部
取締役社長 齊藤貴之

 

2021年2月4日

1月30日(土)ジョブメイトガーデンが中止になります。

平素大変お世話になっております。

1月30日(土)に開催予定でした弊社主催の若者自立&就労支援講演会『job mate garden』は、講師のスケジュール調整がつかなくなってしまった為急遽中止とさせて頂きます。

参加をご検討頂いて頂いていた皆様には誠に申し訳ございません。

2月27日(土)に予定されております2月分の『job mate garden』は通常通り開催予定です。

この度は大変ご迷惑をお掛け致します。引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社ツクリベニッセ
キャリアコンサルティング事業部
取締役社長 齊藤貴之

2020年12月30日

2020年 12月コラム「若者支援 事例 Aさん(当時26歳 女性)」~後半~

ここからAさんは次のステップに向けて動き出します。大学で取得した「栄養士の資格を活かしたい!」という想いを実現させるために。
ただ私は、Aさんは栄養士としてはブランクがかなりあるので、いきなり現場で通用するかが不安でした。

そこで私が提案したのがWワーク。劇場をやめず、栄養士としても週2程度働いてみる。これで自信が付けば栄養士に完全シフトすればいい。

③ポイント3 「転職活動は仕事しながらが原則」

よく仕事を辞めてから転職活動を始める人がいますが、これはかなりリスキー。いつ内定が出るか分からないし、
決まらなければその間はブランクになってしまうから。

人事採用担当者はブランクにはかなりうるさいです。理由を突っ込まれる事もあるでしょう。原則は仕事をしながらの転職活動です!

さて、その後Aさんは保育園の栄養士として週2でアルバイト採用されます。ここからがAさんの地獄の日々。
劇場で週4、保育園で週2働く。シフトによっては7連勤のあと、1日おいてまた7連勤になってしまう事もありました。
本人もこの頃が一番キツかったと語ります。

④ポイント4 「自分に欠けているものを冷静に分析する」

さらにAさんは疲労困憊の中、栄養士としてのブランクを補うため、この間少ない休みを利用して大学に栄養士としての「学び直し」に行っています。
この頃のAさんは、仕事をする事により自分には何が出来て、何が出来ていないのかを冷静に判断する力が身に付いていました。
だから、不足している栄養士としての知識を自ら取りに行ったのだと思います。

⑤ポイント5  「人生においてこの手の踏ん張り時は誰でも必ず巡ってくる」

この頃のAさんはWワークと勉強でほとんど休みがなく、かなり疲れていたので心配しましたが、今思うとここが彼女の踏ん張り時だったのだと思います。

「今時の子」という言い方は適切ではないかもしれないが、若者たち、キツいことや嫌なこと、現実から目を逸らして逃げてきた子たちが本当に多いです。
変に頭がいいから、色々理由を付けて逃げ回る。でも根本解決はされてないから、また問題が形を変えて戻ってきてしまうんです。

⑥ポイント6 「若いうちだからできる無理」

当時のAさんの働き方、多分今のおじさんの私には無理。でも若い頃にはやはり14連勤、うち3日は宿直、なんて事もしていました。
若いうちだから出来る事がある。できる無理があると思います。

問題を後ろへ後ろへと送ってる人がいたら、一度考えて欲しいです。年齢を重ねると、本当に無理が利かなくなる。
だから、早いうちに壁を降り越えてしまった方がいい!

その後、Aさんは劇場の仕事を減らし少しずつ保育園での勤務日数を増やしていきました。
社保の加入についてなど、雇用条件に関する事もしっかり相談してくれたので私としても適切な対応が出来たと思います。

そして保育園での勤務開始から2年後、遂に正社員登用を勝ち取る事が出来ました。

⑦ポイント7 「今の世において正社員になることは非常に難しい」

昔は雇用といえば正社員とパートアルバイトバイトくらいしかありませんでした。しかし今はそれに加えて、契約社員、派遣、紹介予定派遣、
正社員型派遣、業務委託、業務請負、個人事業主などその雇用形態は様々。

実はこれ、企業の都合によるところが大きいです。正社員は給与も高く保証もしなければならない。
会社が赤字でも正社員は指名解雇ができない。

でも、契約社員や派遣ならばいつでも解雇する事ができる。コロナ禍で未曾有の不況がやってくる可能性が高い今の世に誰が好き好んで
正社員を増やそうと思うのか。企業にとって正社員雇用はリスクになるって事です。だから求職側も、簡単に正社員になれると思わない方がいい。

では、若者たちには何が出来るのか。
しっかりとした書類作成・面接練習を行う事は当たり前ですが、+αで今皆さんが頑張っている事を真剣にやってほしい。

それが皆さんの血となり肉となる。アルバイトであっても一つ一つの仕事をしっかりこなせば説得力が増します。
皆さんの頑張っている姿を必ず誰かが見ています。

そして、「遊び」も真剣にやってほしいですね。仲間と雑談したり遊びに行ったりしてほしい。
体力、チームワーク、コミュニケーション、感性など社会で生きるに必要な要素が全て入っているはず。
仕事も遊びも真剣にやらないと身につかないんです。

⑧ポイント8 「人を巻き込む」

Aさんに関しては、一生懸命もがいて努力しているから私だって協力したくなる。頑張っている人を応援したくなるのは人間心理。
協力を得る事は悪い事ではないです。沢山の人を巻き込んで、自分をあらゆる形で応援してくれるサポーターを増やす事はとても大事。
人は一人で生きているわけではないのだから。

以上です。

キャリアコンサルタントとして若者支援をするという事は、本当に責任重大だと思います。その子の人生を半分預かるような物ですから。
今回このコラムを書きながら、当時の自分のサポートを振り返り「まだまだ未熟だな」と思う部分もありました。
でも、その場その場で必死にやってきた結果でもあります。

Aさんには幸せになってほしいし、彼女の人生の一部に関われた事は私のキャリアにも大いにプラスになりました。
人との出会いは一期一会であると認識しつつ、今後も若者支援活動に邁進したいと思っております。

株式会社ツクリベニッセ
取締役社長  齊藤貴之

 

2020年12月1日

2020年 11月コラム「若者支援 事例 Aさん(当時26歳 女性)」~前半~

いつもお世話になっております。
ツクリベニッセ社長 齊藤です。
11月のコラムは、私齊藤が実際に行った若者のサポート事例を紹介させて頂きます。

Aさん(当時26歳 女性)

Aさんは高校卒業後、管理栄養士になることを目標に栄養関連の大学に進学しました。
栄養士の資格は専門の大学を卒業すれば無試験でもらえますが、管理栄養士はカリキュラム終了後国家試験を受けて合格する必要があります。

Aさんは栄養士は取得しましたが、大学4年時に管理栄養士の国家試験には失敗。
そのショックからどこにも就職できずに大学卒業となってしまいました。

その後Aさんは仕事をしないまま4年を過ごしています。当時何をしていたか聞くと本人は答えたがらなかったのですが、
かなり後になって当時「コスプレイヤー」として活動していた事が発覚(汗)。自分で衣装を作ったりしていたそうです。

大学卒業後4年間のレイヤー活動ののち、彼女は私のところに相談にきました。
このままじゃマズイ…、本当に生きていけなくなる!と自覚し、レイヤーを引退。

私のキャリアサポートは、まず初めに必ず「本人の好きな事」を聞きます。正社員で好きな事を仕事にする事は簡単ではありませんが、
アルバイトくらいなら可能性も高まります。

Aさんが好きなのは、幼少期から続けていたバレエ。幼少期から今もずっと続けているとのこと。自分が踊る事も劇場に観に行く事も好き!
そこで私はバレエに関わる仕事を探し始めました。しかし、今からプロのダンサーになることは難しい。

だったらという事で、バレエの周辺に携わる事ができる仕事をピックアップしてみました。
そこで行き着いたのが劇場のチケットセンターの案件。チケット販売のお仕事ですね。

Aさんは応募書類作成と面接練習をしっかりやって、見事渋谷の大きな劇場に一発合格。人生初めてのアルバイトに就くことになりました。
実務経験のなかったAさんは、自分のバレエ経験とその劇場で何度もバレエを観た経験を語り、熱意とやる気で内定を勝ち取ります。
(彼女の好きなバレエ団の団長がその劇場の芸術監督を務めています)

その後もAさんはフルタイム勤務ではなかったので、アルバイト就労後も定期的に私の所に通ってきていました。次は正社員を目指す為に。
毎回「仕事どう?」と確認すると、Aさんの回答はいつも「順調です!問題ないです」との事。

しかしプロのキャリコンとしては、Aさんの回答に逆に不安を覚えたんです。初就労なのにそんなに上手く行くのかなぁ…と。しばらくして私の予感は的中。
いつも通り面談に来たAさん。ブースに入るや否やいきなり大号泣。

話を聞くと、前日に上司から「お呼び出し」をくらい、かなり厳しいお説教を頂いたとの事。具体的な内容はここでは差し控えますが、
私でも「そこまで言うか…」と思うくらい厳しい言葉。

本人も初めての事でビックリしたのと、やれていると思っていた事がやれていないと指摘されショックだったのだと思います。
でも、これは誰でも一度は経験する事なんです!

①ここでポイント1 「己を知る」

どんな人でも自分を100%客観視する事は不可能。耳の痛い事だとしても指摘してくれる人がいる事はありがたい事です。
Aさんはこの出来事を経て、仕事への取り組み姿勢が変わりました。社会で生きていくための強さを身に付けていくようになっていったと思います。

②ポイント2 「素直な心を持つ事」

Aさんはあれだけ厳しく叱られても、決してその上司の方を批判しませんでした。自分が甘かった、そして私に今後どうしたらいいのか
素直に聞いてきました。年長者の意見、例え受け入れにくいものであったとしても一旦は飲み込んでみる。

素直な心を持つ人は必ず伸びていきます。それ以降、必死に仕事を頑張ったAさん。その間、Aさんは泣き言を一切言いませんでした。

最近は人間がどんどん弱くなっていって、すぐに「メンタルが…」と言い出す若者も増えました。もちろん過酷な労働の中で精神を病んでしまう人たちもいます。
でも、私は最近のメンタルが…の人たちには「甘え」が入っている人たちも多いと感じています。

そこの見極めがキャリコンにとって一番難しい。自分だけが被害者で辛いと思い込んでしまう。ぶっちゃけみんなキツいって事を理解する必要があるんです。

 

続きは来月のコラムで報告します。

株式会社ツクリベニッセ
取締役社長  齊藤貴之

 

2020年11月14日

2020年 10月コラム「若いうちの忘年会の幹事は買ってでもやれ!」

いつもお世話になっております。ツクリベニッセ社長、齊藤です。

10月のコラムは「若いうちの忘年会の幹事は勝手でもやれ!」というテーマでお話ししたいと思います。
なんじゃそりゃ?っていうテーマですが、結構真面目なお話しなので是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

私が担当している若者たちには、就労後忘年会や新年会の幹事は早いうちに経験した方がよいと伝えています。
私も若かりし頃、毎年やらされていました。当時は本当に嫌だったんですけどね。でも今思い返すと色々勉強になったなぁと思います。むしろ感謝しているくらいです。

まず上司から12月頭に「幹事宜しく!」的なノリで急に振られるんです。しかも「週末金曜日で空いてる所押さえて!」と。
もう12月に入ってるので社員150名を軽く超える人数が収容出来る場所なんて限られてくる訳です。

幹事指名を受けた日から、もう仕事どころじゃなくなります。私自身も数字を抱える営業マンなのに忘年会準備でバタバタ(汗)
まずは会場探し。ネットで会社周辺の店を調べまくります。150人超えの忘年会ですから、まずはそれだけのキャパを持った店をピックアップする必要があります。

さらに週末実施ですので、空いているかも確認しなきゃいけないから候補のお店に片っ端から電話します。
今度はランチタイムを使って候補に上がったお店を下見。社員は結構口さがないので、
不味い店だと「結構払ったのに料理が少なかった、不味かった」などの話が後から出てきます。これを封じ込めるために、下見と味見は欠かせません。

そしてお店の人との打ち合わせ。飲み放題を付けて4000円くらいにまとまらないか交渉。5000円を超えると高い!って
言ってくる人がいるのでMAX4500円を念頭に置いて話をします。料理の内容と味はもちろんですが、
品数も大事。9品以上は出るように交渉します。品数が少ないと「あれだけ払ったのに??!」的な話が来ちゃうので。

お店との打ち合わせが済むと今度は席決め。中心の奥のテーブルに役員クラスを配置。
その周りをお気に入りの社員で囲むようにします。

ここで大事なのが女子社員の皆様へのヒアリング。「◯◯部長と◇◇さんは最近仲が悪い」とか
「◯◯課長と◇◇課長はライバル関係だ」とか、私が知らない事を本当に良く知ってます(汗)

これをやると社内の人間関係が本当に良く解るようになりますね。幹事たるもの、参加者全員が気持ちよくいられるような席次作りには細心の注意を払いました。
最終的な席次表を作り、まずは女子社員にチェックしてもらいます。ここでOKが出てから上司のところに持っていきます。
そうすると上司から「君、わかってるね」的な評価を頂ける訳です。

これが終わると出し物の企画に入ります。これには毎年趣向を凝らしていましたね。
今、どんなTV番組が流行っているのか、社員全体で楽しめるゲームは何かなど色々調べ上げます。

ある年は社内版「トリビアの泉」をやったりしました。当時かなり流行っていたので。
社員から出してもらったトリビアを役員に審査員になってもらい「へぇボタン」を押させる(汗)
当時「へぇボタン」が人気で中々手に入らず、浅草橋の問屋まで探しに行った記憶があります。

そして最後に1番難しいのが集金。事前に払ってくれる方が基本的には多いのですが、毎年ギリギリになっても払わない、
当日になっても「立て替えといて」と平気で言ってくる人が一人や二人いました。
お金のことなのであんまり言いたくは無いのですが、私もキャリアが長くなってくると「払わないなら席を◯◯部長の隣にしますよ!」とか脅して払わせてましたね(笑)

そして、当日は忘年会の司会進行。誰に挨拶をしてもらうか、誰が乾杯の音頭か。
きちんと考えながら進行していきます。注文を聴いて周り、お店の人と一緒にビールを運びます。自分は着席して食事をする時間はほとんど無かったですね。

テンション上げてイベントを一通り盛り上げて、縁も竹縄でございますがということでやっとお開き。
その後社員は大抵2次会3次会と流れるのですが、私は行きません。というか疲れ切って行けなかったんですよね(汗)
1ヶ月間忘年会準備に全勢力を注いできましたから。無事終わった事で安堵して力が抜けちゃうんです。
毎年誰もいなくなった店内で、テーブルに残った料理をちょこちょこ摘みながらゆっくりビールを飲むのが通例になってましたね(汗)

若者たちにこの話をすると「それ仕事じゃないじゃん!」ツッコミを入れられるのですが、忘年会幹事はマジで仕事だし学ぶ部分も多いよと伝えています。

忘年会幹事をやるメリットとしては

①職場周辺の飲み屋を片っ端から調べるので、接待で使う店のバリエーションが増える。

②席次表を作る時、社員全体の関係性を把握する事ができる。社員が150名近くいる会社だったので、
実際会った事も話した事もない社員がたくさんいたのですが、その人ともコミュニケーションをとる事か出来る様になりました。
また、派閥や恋愛事情についても把握できるので、今後社内営業がしやすくなる(笑)

③企画力が養われる。たかが飲み会のイベントではありますが、役員クラスもいるのでスベるわけにはいきません。
色々流行り物を取り入れたり、タイムリーなネタをどうイベントに 落とし込むか創意工夫しましたね。

④司会を務める事でプレゼン能力が養われる。大勢の前で話す練習になるし、どうすれば盛り上がるのか試行錯誤しました。
声の大きさや表情も含めの事なので、面接練習に近いイメージです。

⑤何より上司に対しての良いアピールになる。アイツはテキパキ動いて要領がいい。司会でもトーク術があると評価されるようになりました。
可愛がってもらい、大手企業との会食にも賑やかし役で呼んでもらえるようになりました。人生、若いうちは「可愛げ」が大事!

 

たかが忘年会の幹事、されど中々侮れない事をご理解頂けたでしょうか(笑)
飲みニケーションは不要!と唱える方もいらっしゃいますが、自分の経験上飲み会で親しくなって
その後の仕事がスムーズになったケースは沢山あるので、否定は出来ないかな?

コロナ禍で飲み会も減っているし、会社の飲み会には基本参加しないという人も多いと思いますが、
若者たちには仕事以外からも色々学べる事を、むしろ仕事以外の部分で学んだ事が実用的なスキルになる事を伝えていきたいと考えています。

株式会社ツクリベニッセ
取締役社長 齊藤貴之

2020年10月9日

2020 9月コラム 心理面から見た若者たちの成長の様子

9月。まだまだ残暑が続いておりますが、真夏とはやはり違う風を感じるこの頃です。とはいえ、野外でのスポーツの練習は正直まだかなりキツく、スポーツドリンクや塩分をちょこちょこ摂りながらしっかり休憩も取りつつ、熱中症対策には気が抜けません。
コロナとの同時対策、大変です!でも、がんばる!!

 

さて、私が若者達と関わり始めてから、早いものでかれこれ足掛け三年程になります。私は生来非常にオープンであっけらかん、物怖じという事をしない性格なので、皆に馴染むのはかなり早かったと思います。

皆からすると、もしかしたらそんな私の雰囲気に初めは戸惑ったのかもしれませんが…でもしかし、私はそんな事はお構いなしなので、あっという間に仲良くなれた気がします。

 

ですが、私の周りにいる若者達一人一人は勿論全員そんなキャラクターではありません。皆繊細で、臆病で、慎重で、考えすぎの傾向があり、そしてとても純粋で真面目で… でも中々自分に自信が持てず、心をオープンにする事はなかなか難しい… そんな人達ばかりです。

そして私は勿論、そんな彼らの立ち位置は重々承知の上で関わりを始めています。

だから、大きな問題やトラブルは起きないわけです。しかしそのようなわけですから、色々な意味で「ラクな世界、簡単な世界」ではない、というのが正直な所です。

 

ですが、そんな彼らも着実に確実に成長している。内面的にも、現実的・行動的にも。それは疑いようのない事実です。今回はそんな中から「心理面・内面」についての成長という事を、少し取り上げてみようと思います。

 

私はあるスポーツチームの代表を務めています。代表、といっても、普段はマネージャー(実質的には“何でも屋”)という立場で練習にも毎回必ず参加し、皆に混じってグラウンドに立ったりもしています。ですから、責任者・指導者・保護者でもありながら、実質的に「仲間」なのです。

背番号入りのユニフォームも勿論持っています!背番号は、大胆にも「1」(笑) しかしこの「1」という番号には、私なりの「責任」「使命」という、重い意味合いが込められている…そう思っています。

 

スポーツというのは、不思議な力を持っている。それが、三年近く彼らと一緒にスポーツを通して関わってきた中で感じた事。

スポーツは、基本的に言葉をあまり必要としません。極端に言えば、複雑なルールや状況が関わらなければ、身振り手振りでもどうにかなってしまう。

つまり、身体さえ動かせればコミュニケーションが取れるのです。そして、表情。テレビ等で試合を観ていても思う事ですが、良いプレーをした時のお互いの気持ち、これはむしろ表情と、そして体を使って伝わるのです。

例えばサッカーのゲームにおいて、シュートがズバッと決まった後に、仲間同士が抱き合って歓喜している時のあの表情。あれが全てを伝えてくれますよね。

 

私のチームの選手たちも、普段は表情豊かとは言えない人が殆どと言っていいくらいなのですが、仲間とプレーしている時は中々良い顔をしています。

特に、試合に勝てた時は殆ど全員が笑顔です!喜びの気持ちが、自然に笑顔にしてくれる。本当に素晴らしい事です。

 

そして、そうやって少しずつ少しずつ心が解れてくると、不思議に態度や行動、人生への向き合い方にも変化が出てきます。

元々不登校やひきこもり、ニートのような状態だった人も、自分の中の何かが活性化し勢いづいてきて、「バイトでもしてみようかな」「このままはまずいよな」「どうにかしたい、しなくちゃ」という風に変わってくるのです。

スポーツを始めたら、仕事に対する気持ちの変化が出てくる。考えてみると不思議な事です。一見、何の関係もないようにも見えますから。

でも、決してそうではないという事を、私はこの目で見てきました。これは、事実なのです。

 

おそらく、身体を動かすことによって「心」に変化が生まれるのだと思います。感情、気持ちをいきなり変える事は難しい。

沈んでしまう心を、上げよう、元気にしよう、と意識でコントロールする事はとても難しいのです。しかし、行動を変える事、体を動かす事は、それよりはやりやすいのです。

ましてや、共にプレーしてくれる仲間がいれば尚更。そして仲間は多ければ多いほど力をくれます。1人2人より、5人、10人。人数が増えると、そこには「場」が生まれます。

その「場」の力によって、一人一人のパワーがどんどん上がっていき、そして皆の力によって、一人一人の心の力も強くなっていくのです。

これがチームの力、仲間がくれるパワーです。そしてそれにずっと触れていると、一人一人の心の力もだんだん明るくなり、どんどん強化されていくのです。

 

私のチームの仲間たちは、そうやって少しずつ心を開けるようになり、それは行動や態度にも変化をもたらしました。今までにも何度も、「自分はこの場所があるから、仕事が頑張れました。ここまでやって来れました」そんな言葉を聴かせてもらいました。

それは私にとって、何にも勝る宝物です。またそんな素直な気持ちを、仲間の前で言葉として伝えられるようになった事自体、私はすごい事だと思うのです。

 

心の変化、それに伴う行動の変化、生活・人生の変化。これらは一つの線で繋がっています。どこが出発点でもいいのです。

でも、とにかく過去の自分、昨日の自分、今の自分を超えていく事。それを目標に、これからも仲間達、そしていつか出会うまだ見ぬ皆さんの心と丁寧に向き合いながら、一歩一歩しっかりと歩き続けていきたいと思います。

 

株式会社ツクリベニッセ
キャリアコンサルティング事業部
事業部長 齊藤亜希子

2020年9月10日

第10回(9/26)若者就労サポート講演会「Job mate garden」 開催のお知らせ

Job mate gardenを開催します。

就労について悩んでいる若者&保護者の為の、ゆったり楽しいお茶会型の後援会です♪

みんなでおいしいお茶とお菓子を頂きながら、肩の力を抜いて就労について考えてみませんか?

 

日時

9月26日(土)

13:30~15:30(予定)

対象

45歳までの就労について悩んでいる若者&保護者

参加費

お一人様 500円

場所

さいたま市民活動サポートセンター
浦和パルコビル内コムナーレ9F ラウンジ席(予定)

最寄り駅:JR浦和駅東口

お申込みはこちらからできます。

 

 

2020年9月10日

2020 8月コラム ドルヲタの就活

皆様、平素大変お世話になっております。
ツクリベニッセ社長 齊藤でございます。

今日は「本当にあった一風変わった就活のお話」と題しまして、お話しをさせて頂きたいと存じます。

私は本業の傍ら、とある大学のキャリアサポートセンターにてキャリアコンサルタントを務めさせて頂いています。

主な業務は学生さんの履歴書やエントリーシートの添削、面接対策など。

今年の3月頃だったでしょうか、男子学生A君が私のもとにやってきました。とても明るくハキハキ話す学生で、

笑顔もあり好印象を持ちました。ただ、彼の持ってきたエントリーシートを見てビックリ!!

学生時代力を入れて取り組んだこと(通称:学チカ)と自己PRのネタがすべて「地下アイドル」の応援活動(汗)。

最初は「これからビジネスの世界に飛び込もうとしているのに、これはないだろう」と思ったのですが、

A君の書いた文章を読み込むとこれが中々興味深い!

アイドルの全国ツアー参加のため、軽自動車を仲間と交代で運転しながら東京、名古屋、大阪、

福岡と弾丸ツアーを決行した話。推しの「生誕祭」のため、ライブ会場ロビーに出す花などの

展示を一人で取り仕切った話など。その花も徹底的にこだわり、花屋と交渉して推しのイメージや

カラーに寄せた物に作り上げたとの事。花のタワーの写真も見せてもらいました。

何より感心したのは、A君には自分がアイドルを独り占めしたいという感覚がなく、

そのアイドルをたくさんの人に知ってもらいたい、有名になってもらいたいという気持ちが強いこと。

そのアイドルのライブでは、ヲタの皆さんは新規参入の方に前の席を譲るそうです。

色々悩んだのですが、彼の行動力や企画力などを表現するにはこのエピソードが一番良いだろうと考え、

あえて彼には履歴書の書き直し依頼はしませんでした。ドルヲタ活動を強調した就活に踏み切ることにしたわけです。

普通なら訂正させたと思います。でも、A君なら面接でもドルヲタの魂をしっかり語って

内定を取るのではないかというほどのバイタリティがありました。彼の翼を奪ってはいけないとも思いました。

それでも私には正直不安はありましたね。神聖な就活の場で「ドルヲタ」とは何事か!!

と怒る採用担当者もいるのではないか・・・。もしかすると私の判断で、A君が不採用の山を築いてしまう可能性もある。

大人として社会常識を重んじるなら、もう少し厳しい指摘をした方が良かったのか・・・。

今回の件では私も判断がかなり難しかったわけです。

しかし、私の不安を他所に彼は順調に就活を進めていきました。彼の話によると、

私と同様A君のバイタリティに興味を持った採用担当者が多かったようです。

彼曰く、自分の話に採用担当者が食いついてくる感があったと。

結果として、A君はこのコロナ禍において4つも内定を獲得しました。しかもすべて上場企業。

正直、このコロナ禍による不況は当面続くと思われます。たくさんの企業が倒産し、

新卒の内定取り消しの話もちらほら出始めています。これだけ厳しい状況下でもA君はドルヲタ活動一本で成果を出した。

これは本当にすごい事だと思います。

A君が教えてくれた事。

1、ガクチカ、自己PR共に実は題材は何でもいい。

遊びであろうと趣味であろうと、真剣に取り組んでいて成果を出している物であればOKなんだ。

2、採用担当者はやはり見るところは見ている。

PRした内容はともかく、A君の人間性・行動力・コミュニケーション能力はきちんと評価されていました。

先日A君が内定報告に来てくれました。

「あっ、齊藤さんに渡したいものが・・・」と彼がバックから取り出したのが、彼が応援しているアイドルのサイン入りチェキ(汗)

彼なりのお礼のようです。ただ、これをもらって私はどうしたらよいのか(汗)

そして最後にA君が私に語った言葉

「前から思ってたんですけど、齊藤さんヲタになれる才能ありますよ!」

・・・・・

嬉しいやら嬉しくないやら(苦笑)

彼からもらったチェキ、一応私の部屋に飾ってあります。

株式会社ツクリベニッセ
取締役社長
キャリアコンサルタント(国家資格)

齊藤 貴之

2020年8月6日

第8回(7/26)若者就労サポート講演会「Job mate garden」 レポート♪

7/26、Job mate garden第8回が開催されました!

参加者はスタッフ3名、アシスタントスタッフ3名、参加者2名、総勢8名でした。

三密NGの今、ある意味で丁度良い人数だったかなと思います。

色々な制限があり、温かいお茶を淹れる事すら叶わず、味気ないペットボトルでのお茶のおもてなし、

お菓子もお土産としてお持ち帰り前提…というイレギュラーな形ではありましたが、

それでもなんとかこうして8回目を開催できた事は素直に喜び、感謝したいと思います。

さて、始めにゲスト講師の尾崎キャリアコンサルタントの講話。

 

今回は「働くということ」というテーマでお話をして下さいました。

何の為に働くのか、外に出ましょう、大切な言葉、自分を知る… などなど、

「就労」「社会参加」にまつわる大切な要素について、色々な角度で優しくお話をして頂きました。

働くという事、就労という事の原点をきちんと見直すという事は、

まず始めにやるべき事として外せない、最も大切な事ですね。

 

次に弊社の齊藤キャリコンによるセミナー、今回はズバリ、「志望動機の書き方」。

ベテランキャリコン“齊藤さん”は、大学での就職活動サポートのお仕事もしており、

この手の相談はお手の物です。齊藤さんによると、志望動機を書くにあたってのポイント、

一つ目。それは、

「ただ会社を褒めちぎるのではなく、自分自身の信念、考え方、熱意、希望、

そういうものを盛り込んだ内容にしないと意味が無い、効力も無い」

一言で言うと、そんな感じでしょうか? 現役大学生による志望動機、

会社を褒めるばかりで「自分不在」のパターン、多いそうです。

しかし、残念ながらこれでは企業側の人間に興味を持っては貰えません。

では、「この人、面白そうだな。ぜひ一度会ってみたい!」

そんな風に思ってもらえる志望動機の具体的な書き方とは、一体どんなものなのでしょうか?

齊藤キャリコンによると、その際のポイントは3つ。

  1. (今まで)何をしてきたのか?→経験
  2. (だから)何ができるのか?→スキル
  3. (そして将来)何がしたいのか?→動機

いかがでしょうか?

特に、②の「何ができる」を抜いて「何がしたい」だけを語っても、

何の説得力もありませんよね。それでは、ただの「地に足のつかない、夢を語る人」と

捉えられてしまう危険性があります。だからこそ、“今迄の経験や技術を活かして

御社で活躍したい!”と持っていくのが理想… そんなお話でした。

ここだけ聞いても、かなり役立つ部分があるのではないかと思います。

 

そして最後は、心理士の私から提案したテーマによる参加者全員でのディスカッション。今回のテーマは、

会社で嫌な事があった時の対処法いざ会社を辞めた時の体験談(成功例・失敗例)の二つでした。

まず①ですが、参加者さん、スタッフ、それぞれ順番に思い思いにお話をしていきました。

今回も様々な意見が出ましたが、主なものをご紹介してみましょう。

・いっぱい寝る(ストレスが溜まると自然に眠くなる)
・今後は怒られないように気をつける(自分なりに反省をする)
・身内以外の友達に話す
・お酒を飲んでうさを晴らす
・とりあえず溜める→その後紙に書き出してビリビリに破る
・愚痴る
・意識して吐き出し、それを客観的に見つめてみる(自分自身の心の言葉に耳を傾ける)
・お酒飲んで寝る
・お仕事に無関係な人に話す→メンターがいれば理想的
・違うものに問題をすげかえる
・大音量で音楽を聴く
・水族館へ行く
・溜池(水辺)に行く(自分だけの隠れ家)

 

ざっとこれだけの意見が出ました!個性溢れる、面白い内容だと思いませんか?人によって、

他者が絡むものと絡まないもの、という違いがありますが、皆さん自分なりの対処法をそれぞれ持っているのですね。

これは何気にとても大切な事です。会社で嫌な事があってもストレスを感じない、という稀有な人は別として、

殆どの人は「会社で嫌な事があった=ストレスを感じる」、そしてその対処法を何かしら持っている。

だから、何とかこなせている、という事ですね。普段から自分なりのストレスへの対処法、

みつけておきたいですね。今回の内容が何かヒントになれば嬉しいです。

 

次に②の、いざ会社を辞めた時の体験談(成功例・失敗例)です。こちらはこんなお話が出ました。

・もう少し円滑、円満な辞め方もあったかなと思う
・自分の意思を大事にする(そういう考えの元、仕事を辞めた)
・なるべくケンカは避けようと思った→会社に行かずに辞めた
・最後とにかくは穏便に、という事で、退職を告げて実際に辞めるまでの期間は、とにかく周囲と円満に過ごす事を心掛けた

 

最後の「辞めるまでの期間はとにかく円満に」というのは、

実はこの私Ackeyからの意見です。縁あって勤めた会社でも、

様々な事情によって辞めるざるを得ない事は多々ありますし、それ自体は悪い事ではありません。

が、「辞め方」はとても大切です。どんな事情でどんな風に辞めるか、

それは今後の人生にも影響を与えます。事情、の部分はさておき、

辞めるまでの自身の対応・態度は、調整が可能な部分です。

できるなら、なるべく円満に、穏やかに。そうする事で、辞めるという事実を少しでも和らげる事ができますし、

辞める側も気持ちよく送り出す事ができます。自分が会社を去った後でも、

少なくとも嫌な事を言われないで済むかも…と思いながら辞める事ができる事は、

大いにプラスです。「立つ鳥、後を濁さず」できる範囲で、実行して頂ければと思います。

 

JMG第8回はこんな風に開催されました。

お読み頂きました皆様にも、何か少しでもお役立て頂けましたらと思います。

次回のJMG報告も、どうぞお楽しみに…♪

2020年7月30日

第9回(8/29)若者就労サポート講演会「Job mate garden」 開催のお知らせ

 

Job mate gardenを開催します。

就労について悩んでいる若者&保護者の為の、ゆったり楽しいお茶会型の後援会です♪

みんなでおいしいお茶とお菓子を頂きながら、

肩の力を抜いて就労について考えてみませんか?

日時

8月29日(土)

13:30~15:30(予定)

対象

45歳までの就労について悩んでいる若者&保護者

参加費

お一人様 500円

場所

さいたま市民活動サポートセンター 浦和パルコビル内 コムナーレ9F
ラウンジ席 (予定)
最寄り駅:JR浦和駅東口

お申込みはこちらからできます。

 

 

2020年7月30日