【2019 9月コラム】若者就労&自立支援について

いつもツクリベニッセのwebサイトをご覧頂き、誠にありがとうございます。

本日は私、齊藤の若者就労支援に対する考え方について書かせて頂きたいと思います。

私が若者就労支援に関わり出したのは5年前。とあるNPOで若者達のサポートをしたのがきっかけでした。

私は元々人材紹介会社を経営しておりまして、キャリアコンサルタントとしての実務経験も15年くらいありました。

面談対象者は年収アップやキャリアアップを目指すハイキャリアな方々。

それに対しNPOで対峙した若者達は、キャリアアップどころか何年も仕事をしていない、

障害やメンタルにしんどい物を持っており社会で生きていく事も大変な子たち。

正直最初はかなり戸惑いました。面談するにしてもどう接したら良いのか、何を話したら良いのか分からず探り探り。

自分の無力さを痛感しました。

 

でもある時気が付いたんです。この子達、個性は強いけど本当に心がきれいで素直だなと。

心のきれいさ故に今の時代を生きにくいんだなと。自分から若者達に変なラインを引くのはやめよう、

障害名などで決めつけたりせず本人を見よう!と決めました。

「100人いたら100通り」の対応をするのが若者支援のキャリアコンサルタントなんだと学びました。

そして、もう一つ。若者達と接していて気が付いた事。人としての熱量が低いというか「覇気」がない(汗)

採用面接では、熱意・やる気の部分が問われるのに、全体的にどよ〜んとした感じで。

よーし、それなら私が体を張ってみんなを引っ張ろうじゃないか!

若者達が楽しめるセミナーやスポーツイベント、遠足などを企画して、彼らのモチベーションを上げてきました。

これらのイベント、一見就労には直接関係なさそうですが、彼らの人としての「熱」を呼び覚ますには効果絶大でした。

若者達にいつも伝えている事があります。仕事はもちろんですが、スポーツだろうが遊びだろうが「熱意」を持って取り組む事が大切なんだよと。

人は必ず熱くなれる何かを持っています。それを引き出してあげるのが我々キャリアコンサルタントの仕事。

もし、それが出来ないならそれは支援者としての熱量が低いってことだと私は思います。

まずは自分の熱で若者達を温めて、その後は自分自身で燃えられるようにサポートしていく!

これが、若者支援の現場に5年関わった私の結論です。

これからも「100人いたら100通り」の対応で、熱い気持ちを持って若者達と接していきたいと思っております。

長文ご覧頂き、ありがとうございました!

株式会社ツクリベニッセ

取締役社長 齊藤貴之

2019年9月25日