【2020 7月コラム】新型コロナウィルスが就労に与える影響について

皆様、いつも大変お世話になっております。ツクリベニッセ社長 齊藤でございます。

今日は新型コロナウィルスが就労に与える影響についてお話したいと思います。

コロナウィルスの影響で我々の生活は一変しました。多くの人がマスクをする生活を余儀なくされ、どの店舗に行っても入口には消毒液が置いてあり、レジには飛沫感染防止のビニールが張られています。

6月の宣言明け以降徐々に生活のリズムは戻りつつありますが、まだ「今まで通りの生活」には程遠い状態です。

そんな中、就労に関してはどういった影響が出ているのでしょうか。

正直にお話しすると「状況はめちゃくちゃ厳しい」と言わざるを得ません。私が兼務する若者就労支援機関、並びに大学のキャリアセンターでも影響が大きく出ています。

今まで日本はバブルの崩壊でロストジェネレーションと呼ばれる就職氷河期世代を生み、リーマンショックでは多くの派遣切り難民を生み出しました。不景気の波は確実に就労、採用に影響してくるわけです。

もしかすると今回のコロナウィルスによる就職市場におけるダメージはまだ世間ではあまり騒がれてはいませんが、バブル崩壊やリーマンショックを超える可能性があると私は考えています。

すでに有効求人倍率は1.2倍と大幅に下がり、失業者も200万人に迫る勢い。政府も就職氷河期世代対策に乗り出しましたが、企業にその世代を受け入れる体力がなくなってしまっている状態です。新卒採用でも、採用枠が絞られて苦戦している大学生が多くなっている状況です。

ただ、私は今の状況を悲観的にみて行動しないのは違うと思っています。

状況は厳しくとも世の中は動いていますし、この状況下でも複数の内定を獲得している人もいるのが事実。コロナや不況を隠れ蓑にせず、こんな時代でも内定を勝ち取る力を身に着けていけば良いわけです。

そこでポイントとなるのが、「入社後何がしたい」という明確な目的意識。

ただ一方的な「入社したい」の一点張りでは採用担当者にとって魅力ある人材には映りません。入社した暁には御社で何がしたい! という具体的なヴィジョンを語ることができれば、入社後この人材は目的に向けて主体的に動いてくれるはずと採用側は考えると思います。

私は利用者の方の面接練習の際は、入社後何がしたいのかをしっかり語れるようにする事を意識してトレーニングをしています。その前向きな気持ちを志望動機や自己PRなどにしっかり落とし込んでおくことが大切です。

聞かれた質問にただ答えてくるだけでは面接は通過できません。自分を採用すれば企業にどれだけのメリットがあるのかをしっかりPRできるかがポイントになってくるわけです。

例えコロナ禍の中でも実績を上げている企業は上げているし、採用されている人材は採用されている。

今の世を悲観的にみているのではもったいない!

今から着実に準備をしていけば、この状況下でも明るい未来を掴むことはできるはずです。

是非我々にそのお手伝いをさせてください!

株式会社ツクリベニッセ
取締役社長
キャリアコンサルタント(国家資格)

齊藤 貴之

2020年7月8日